注目を集める業界

介護に関連するビジネスについて

介護業界の動向を読み解く

日本は現在、少子高齢化が進んでいます。総務省統計局によると、2020年9月15日時点の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は28.7%。過去最多であり、世界でもトップクラスの数値です。2025年には総人口の30%を高齢者が占めると言われており、2040年には35.3%になると見込まれています。このことから介護業界に寄せられる期待感が大きくなってきており、介護需要を取り込もうとする動きが活発化しています。その一方において、様々な観点から介護業界に見切りをつけ、脱退していく企業もあるようです。そのような事から、介護に関連したビジネスを取り巻く環境が、より一層の注目を集めると言う形になっています。
そもそも、介護と言う仕事の性質上、営利を目的とするのは難しいと言えるでしょう。しかしながら、ありとあらゆる異業種から、介護に参入する動きがあるのも実態と言えます。今までにおいても、人材派遣業者や居酒屋チェーン店を始め、多くの企業が業種の枠を超えた参入をするなど、大きくクローズアップされてきました。これらの動向については、前向きに捉える人もいれば、心配をする声も多くあがっていたようです。結果として、介護の現場から脱退を余儀なくされる企業があるのも事実であり、経営の難しさが浮き彫りになったと言う事も出来ます。医師や看護師、薬剤師などの医療従事者と同様に、介護士やケアマネジャーなどの介護現場を担う人にとっても、そのやる気や志が問われているのは事実です。お金儲けを目的として介護現場に臨むと言う事自体が無理な発想と言えるでしょう。どちらかと言えば、世のため人のためと言う精神が必要とも言えます。
高齢化社会と言う波が押し寄せる日本においては、介護業界に属する企業が十分に恩恵を受ける事が出来るようにする事が最優先の課題です。おすすめリンク・・・・・介護が今後の日本を救う・・・・・